
■ MUKU-DATA 杉 枠材 t30mm 無節、上小節 AD材
先日書いた杉の造作材が溜まってきた件、
早速、ある程度まとめて出荷する事にした。
ある意味、処分である。
杉は赤身の外壁をメインに製材するので丸太の側の節の少ない白太部分が溜まってくる。
最近、杉の造作材が思うように出ていかないのでどんどん溜まってきていて
元々コンパクトな製材工場なので置き場もなくなってきた。
いままでは杉の造作材は邸別での注文で長さ、巾、厚みはまちまち
なので弊社の側取りした枠材は160mmもあれば170mmもある。
注文に応じて155mm 165mmと巾決めして長さをカットして出荷していた。
しかし、まとめて一括販売となると
150mmは150mm、180mmは180mm、4m材
サイズをキッチリと揃えなくてはいけない。
節、面、オーバーサイズ、カスリ、赤身部分が黒いもの、木目の通り・・・
仕分け作業は当然厳しくなる。
4m 150×30mm 1mmでも寸足らずならアウト、
少し面が付けばアウト
色が悪いとアウト
木目が真ん中に通っていないとアウト
製品とは、そういうものである。
文句のつけようのない、つっこみどころのない、均一な90点以上が
製品として流通して、返品なくストレスなくスムーズに流れていく。
売る方も中間業者もそっちの方がいちいち説明しなくてもいいから簡単だしね
(歩留り下がるし、資源の無駄ではあるんだけど、、そういうもんだよね)
170mm、もしくは200mmの面付きは面を落し150mmと180mmへ
仕分け作業をしながら両側を再製材してから出荷した。
尚且つ、一応厳しい目で仕分けしたつもりだが
先方の目で見てダメなものがあれば返品してねとも付け加えておいた。
製材後、立て掛けある程度まで天然乾燥した後に、桟入れして寝かせる。
品質の管理は製材工場の中では良い方かと思う。
当たり前だ、うちらはその道うん十年のプロの材木屋である。
AIではなく、経験値による材木屋の目と手に拠るものである。
しかし大型工場でほぼ自動機械によって量産される節のあるものからないものまで
混ぜこぜになった間柱のなどの下地材と
同じかそれ以下の単価という悲しい現実がある。
これじゃぁ若い製材所の目利きも育たないし、小さな製材所が
次の世代へと繋がる意味もなくなるのは当然だなぁ・・とも思う。
何の材料にするか?
何を挽くか?
に未来を見出していくしかないのかな・・(小手先の事ではなくて)
ガンバレ全国の弱小零細製材工場!!






